DellがついにAMDのCPU採用

米Dell、AMDのOpteronを採用PC Watch

この資料は「Dell Q1 FY07 Results」で、6ページ目に“最も広く、最も高い品質の製品群”と題して今後投入する製品群を紹介しており、IntelのWoodcrest (MeromベースのXeon)などに次いで、「AMD Opteron processors in multi-processor servers」と記載されている。投入は2006年末としている。

まあ、WoodcrestがMeromベースっていう表現はちょっとあれ(Conroeベースだしね)ですがスルーして、いくつか妄想考察してみようかとおもいます。
いままでDellが頑なにIntelのCPUを採用してきたのは、IntelによるDell特価が大きな理由であるのはほぼ間違いないようですが、今回AMD採用に至った理由がいくつか考えられます。
ひとつに、対Intel交渉材料。今までもAMDのCPUを採用するようなそぶりを見せることは何度かありましたしね。
つぎに、Woodcrest(のプラットホーム)の立ち上がりが遅れる(という情報がDellにいった)。これは勝手な想像ですけどね。FB-DIMM絡みもありますし、ありえなくはないとおもいます。
他にも4way以上のサーバーを比較的低価格で提供するにはOpteron採用するしかないという現状もありますが、まーよく分かりませんね。
で、時期が謎なんですよね。プレスコットあちちだった時ではなく、Coreアーキテクチャで、AMDより、低発熱省電力で、よりパワフルなCPU群がIntelから提供されることが確定してるのに、これですからね。


まぁ、Appleに歩み寄ってるIntelへのけん制、が正解なんでしょうね。どうせOpteronサーバーなんて大して数出ないし。