PS3 CELLプロセッサの実際

Fall Processor Forum 2005 - 試行錯誤を求められそうなCellのプログラミング
CELLは、1つのPPE(Power Processor Element Out of Orderすら備えない、微妙なプロセッサコア)と8つ(PS3向けCELLで実際に機能するのは7つ?)のSPE(Synergistic Processor Element たった256KBのメモリしか持たない128bitSIMDみたいなやつ)がEIBっていうバスにぶら下がってる形です。
この画像参照のこと)
でまー、ゲーム機用、ないし特殊な用途(エンコードとか大規模な行列演算)向けCPUとして捉えた場合、PPEは所詮調停用で、肝心なのはSPEとなるわけですが、このSPE、直接扱えるメモリが256KBのLSだけで、それ以上の領域にアクセスするには、DMAでメインメモリを読みに行くことになります。なんでも、ミドルウェア的に、メモリのオーバーレイを実装するようですが・・・メモリのオーバーレイ・・・いつの時代ですかw それ以前にレイテンシが凄いことになるので、結局、LSの256KBに収まるように工夫する必要があるわけですね。


・・・関わりたくないなぁ


螺旋君とかは、がんばって開発してください。
ぶっちゃけ、こんな仕様じゃSDKでポンとコード吐いても、かなり手動で最適化しないと実効速度ちっとも出なさそうだ。。。