シャットダウン時のRAMディスク内容のバックアップ

RAMディスクスレ等から来た人へ
このエントリでは、シャットダウン時のRAMディスク内容の”非常に単純な”バックアップ方法を説明しています。
RAMディスク作成から、NTFSのハードリンクの利用と、RAMディスク上のデータの復元までは、2008/04/29のエントリを参照してください。
2008/4/29

2ch専用ブラウザギコナビをフォルダごとRAMディスク上に置いたので、データをHDDに保存する必要が出てきたから、適当にやっつけます。

RAMディスク内の特定フォルダをHDDに書き出すスクリプト

この間の拾ってきたスクリプトを改変してでっちあげ

Set FSO = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")

If not FSO.FolderExists("R:\TEMP\") then WScript.Quit
If not FSO.FolderExists("R:\hogehoge\") then WScript.Quit

FSO.CopyFolder "R:\hogehoge", "C:\ramdiskbackup\hogehoge",true

Set FSO = Nothing

これを「〜.vbs」というファイル名で保存して、ログオフなりシャットダウンなりの時に自動で実行すればOK
上の例だと、R:\hogehogeフォルダの「中身」を、C:\ramdiskbackup\hogehogeフォルダにコピーします。

スクリプトの自動実行

「ファイル名を指定して実行」→「gpedit.msc

  • コンピュータの構成
    • Windowsの設定
      • スクリプト(スタートアップ/シャットダウン)
        • シャットダウン をダブルクリックして、「追加」→上記スクリプトを指定(〜.vbs)
  • ユーザの構成


ログオフ時の方に指定しておけば、シャットダウンの時も動ようになってた気がするけど未確認。
大きなデータをこれで書き出したり、先日のスクリプトで書き戻したりしてると、それにかかる時間が長くなって利便性を損なうので注意。

参考までに、前回は、書き戻すスクリプトをスタートアップフォルダに入れると書いたけれど、本来的にはスクリプトはこっちで一元的に管理するのがいい。
まあ鯖2003とか運用してる人には今更なことだけど。


スクリプトの威力にとりつかれた人は
Windows PowerShell でのスクリプティング
こっちへ。

まあPowerShellまでやらなくても、VBSでちまちま書いてるだけで、かなりいろいろできるようになります。
ただ、今から覚えるならPowerShellのほうを強く推奨します。WSHは緩やかに置き換えられていく予定だしねー